令和6年度第1回目のケアマネジャー研修会はsocial worker’s office Oasis 大江祥子様を講師に迎え「課題整理総括表の活用及びプラン作成のためのアセスメントの視点について」ご講演いただきました。
ケアマネジャーがケアプラン作成にするにあたり最初に行う業務としてインテーク(初回面談)があり大切なことは利用者やその家族との信頼関係の構築、信頼できる援助者であると思ってもらえるようにインテークの段階で構築されることが望ましい。関係形成ができていれば聞き取る情報の質もグレードアップし支援の質も向上するため、利用者や家族に対する態度は極めて重要であいさつやケアマネは何をする人なのか伝え、話すスピードや間合いを相手に合わせ、うなづきやあいづちを用いて聴く技術も必要。利用者や家族とパートナーシップを持って進んでいける専門的援助関係を構築することの大切さを学びました。
課題整理総括表の活用にあたっては利用者の生活全般の解決すべき課題(ニーズ)を導くにあたり利用者等がどのような生活がしたいか、あるいはできるようになりたいと望んでいるか専門職として客観的に判断することも大事なため個人ワークや事例演習で課題整理総括表の作成を行い、担当者会議でケアプラン原案を説明するにあたり自分の考えた見立てを整理しながら説明ができるようにペアを組み実技練習も行いました。
この研修を通して学んだことをこれからの業務に活かしケアマネジメントの質の向上にも繋がると感じました。
大江様、お忙しい中講師を引き受けていただきありがとうございました。