河北町社会福祉協議会

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たんぽぽ研修会に参加(Web研修)

6月25日(金)

 『在宅医療・介護連携支援室たんぽぽ』主催によるWeb研修に地域包括支援センター、居宅介護支援事業所、訪問介護事業所の3事業所から計11名で参加。“ACPを含む意思決定支援を学ぶ”をテーマに、元山形大学医学部看護学准教授の大竹まり子氏よりご講演をいただきました。
 ACP(アドバンス・ケア・プランニング)とは、「人生の最終段階における医療・ケアを考えておくこと」です。ACPは基本的な意思決定ができる方を対象として行いますが、自分で意思決定をすることが困難な方もいます。そのため、
 「家族に意思決定を迫っているのでは?」
 「本人の意思が共有できていないため、本人が望まないケアを受けているのでは?」
などの懸念がありました。
 医療・介護の支援が必要な方へのケアマネジメントは、利用者主体を基本姿勢とし、十分な情報提供と相談により「自己決定」ができるように支援して「本人の意思を確認」をすることが大事です。
今回受講したことで、私たちは本人の意思決定を支援するにあたり、多職種間で連携をして、本人が少しでも理解しやすい方法を共に考え、本人にとっての最善の導きとなるように心掛けていく必要があると感じました。