河北町社会福祉協議会

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第2回目ケアマネージャー研修会

 今年度の第2回目は、柴田社会福祉事務所の柴田氏をお招きしました。柴田様には、ケアマネジャーが知っておくべき成年後見制度の概要について、実例などを踏まえてご説明をいただきました。
 成年後見制度を利用すれば、本人の判断能力が不十分となった場合に、契約等の法律行為を本人以外の人や法人から同意をもらうことにしたり、代わりにしてもらったりすることができます。(本人に代わって手術などの医療行為に同意することはできません。)
 また、成年後見制度を利用するほどではなくても、お金の支払などに不安がある場合には、別の仕組みとして社会福祉協議会で管理を手伝う事業『福祉サービス利用援助事業』があります。
 今後は、より高齢者のみの世帯が多くなり「重要な物事の判断をしたり手続きをしたりする際に、近くに頼れる人がいない」という相談が増えることと予想されます。
 すでにその現状を表すかのように、講演の最後には受講者から具体的な質問が出されていました。皆さんの関心の高さがうかがえました。
 ケアマネジャーは、介護保険サービスを利用されている方々の生活を支援する手段のひとつとしてそれらの仕組みを知っておき、必要なときに関係機関に相談や協力を依頼することが大事だと感じました。
 柴田様、大変お忙しい中で講演をお引き受けいただきありがとうござました。