昨年度に引き続き、今年も河北町内全小学校を対象とした「認知症サポーター養成講座」が開催されています。
7月13日(金)には、河北町立谷地西部小学校で講座が開催されました。
社会福祉協議会職員が認知症サポーターキャラバンメイトとなり、谷地西部小学校5・6年生13名を対象として、「認知症とは?」「自分には何ができる?」について、寸劇を交えながら一緒に学びました。
谷地西部小学校のお知らせ「チャレンジ」に児童の感想が掲載されましたので、紹介します。
……「チャレンジ」より……
認知症サポーターの一員に
13日、認知症サポーター養成講座がありました。認知症という病気や、認知症の人とどう関わったらいいかを学びました。財布を必死に探している祖母に、とったのではないかと孫が疑われてしまう場面で、接し方の良い例と悪い例を比べたり、わけを考えたりしました。
質問や感想も多く、真剣に学ぶ姿に、講師の方々も感心しておりました。「大丈夫だよ」は、誰もが安心できる魔法の言葉ですね。
- 友達や家族も誰だかわからなくなるなんて、悲しい。優しい口調で言うと相手も落ち着くし、何か探しているんだったら手伝うことが大事だと分かった。小学生が認知症の人を保護したということも聞いた。僕にはその勇気はないけれど、家に帰りたい気持ちはわかるし、家族も心配しているだろう。行方不明者なんてテレビにその人がのったら、僕は後悔するだろう。勇気を出して、支えになりたい。
Aさん
- 劇を見て、最初はなぜ「見つけたよ」と言って渡さなかったのか意味がわからなかった。でも、自分で見つけて、自分に自信を持たせるためだと聞いて納得した。でも、そういうところにまで、目を向けなければならないんだと思った。責めずに、私達がわかってあげるだけで、気持ちも穏やかになり、症状も緩やかに進む。やさしい言葉を大切に接してあげたい。
Bさん