令和4年度第2回目の研修会は、医療法人風心堂小原病院の精神保健福祉士 跡部千鶴様を講師に迎え「精神科病院とケアマネジャーとの連携について」ご講演いただきました。
小原病院の概要や精神科の入院形態、精神科救急医療システム等の説明を受けケアマネジャーとの連携についてはケアマネジャーからの事前に患者の昔の職歴や性格、趣味など様々な情報をもらうことで、入院時の聞き取りに大変助かっており、病院側も村山地域入退院支援ルールに合わせケアマネジャーとの連絡や情報提供もしやすくなっているとのことでした。
また、ケアマネジャーから小原病院へ入院について相談があった事例を紹介していただき、すぐに入院できたら「うまく連携ができた」、すぐに入院できなかったのは「連携が難しかった」と思われがちだが、状態に応じ緊急性があるのか?それとも一般科への受診が必要なのかを考えながら対応しているとのことでした。
今回の研修を通し精神科病院について学ぶことができ、入退院の支援だけでなく住み慣れた地で生活を続けていけるように支援するには連携が大事だと改めて感じられました。
跡部様、お忙しい中講師を引き受けていただきありがとうございました。